PX-7500N導入記5(グレースケールもモノクロ写真モードで)
紆余曲折を経て、ようやくテストプリントに入りました。
テストに用いたのは、floraという作品のシリーズ。グレースケール(ドットゲイン15%)です。なぜ2枚並んでいるかというと、個々のイメージサイズの短辺を10インチとしたとき、それぞれ左右に1インチの余白をとるとして、ちょうど24インチになるからです。特にこの作品は4:5比率のため、A3などのカット紙では長辺の余白が出過ぎ非経済的です。7500Nを購入した理由の一つは、面付けしてプリントしたいからでした。
さて、先週A4の見本でプリントした時のように、イノーバスムースコットン用のプロファイルをあててプリントしてみました。(ちなみに、プリント開始から終了まで、双方向印刷でも30分ほどかかります。)
確かに、以前のPM4000PXにあった色の転びが消えました。しかし何かおかしい。というのも、いかにもカラーインクが混ざったハーフトーンです。先週の見本は、黒が大半を占め、かつ小サイズだったので気がつかなかったのかもしれません。
試しにPhotoshopでのカラーマネージメントをやめ、プリンタドライバにある「モノクロ写真モード」でプリントしてみました。純黒調で硬調、つまりデフォルトの設定です。モノクロ写真モードは、カラーを無理矢理というか上手にモノクロ変換する便利機能であり、カラーマネージメントをしている人向けではないのでは、と思いながら。
結果は、大正解! いままでのカラーマネージメントは何だったのでしょう? モノクロ写真モードでは恐らく、カラーインクの排出を抑制し、グレーインク主体のプリントになるよう作られているみたいです。どの角度から見ても、あるいは光源を変えても、色の転びや不自然な混ざりがありません。
正確な条件ではないですが、両者のプリントを複写して比較してみました。グレーの板はコダックのグレーカードです。
比較写真 |
カラーモードプリントのアップ |
モノクロ写真モードのアップ |
撮影したデジタルカメラのノイズやjpeg圧縮の影響もあるので、これらの画像は参考程度にとどめて欲しいのですが、ハーフトーンに色が付いているのが分かると思います。実物では差は歴然としています。濃度・コントラストに関して言えば、コントラストはデフォルトの一つ下の「やや硬調」が同じになりそうです。しかしイノーバ自体が豊かな諧調を出す紙なので、他の紙の場合は「硬調」でちょうどいい気がします。








