iStockphotoの審査に通る
先月の話になってしまいましたが、今年のPIE(フォトインターナショナルエキスポ)関連の話。今回のPIEには、個人的にワクワクさせるような新製品・新技術は皆無でした。
そんな中、気になったブースが、今回紹介するiStockphoto。カナダ発のこのサービスは、ストックフォトとSNSが合体したサイトです。写真家やグラフィックデザイナーなどが写真やイラスト、flash、ビデオをアップし、デザイナーなどがそれを購入する。会員同士の交流もビジネス上の直接のつながりも作れるというものです。合計10カ国語で展開されており、日本語版サイトもあります。
既存のストックフォトは撮影する立場から言うと、まずそのエージェントに属するまでが大変。また、作者名も隠されるので、職業写真家の主戦場としては辛いという印象でした。
しかし、このiStockphotoは、最初の審査(高解像度のjpeg画像3枚をアップロード)にパスすれば、晴れて登録完了。あとはアップロードした個々の写真について審査を毎回受けるだけです。この分かりやすさが気に入りました。契約も排他的ではありません。写真家のビジネスとしては薄利多売になるでしょう。最高値の1600万画素相当で1枚20ドル。値段は作品の容量に比例します。
先日、ようやく3枚の写真の審査に通ったところです。ちなみに最初、1枚は却下されました。理由は過度の露出調整。RAWデータからの調整も見破られてしまいました。
さて、とりあえず審査はパスしました。あとは、このサービスをどのように活用していくか。今風とはいえストックフォト。ダウンロード回数の多い写真は、ポリティカルコレクトな職場風景など、それっぽい写真が上位を占めています。しかし、さすがにロングテールを狙えるメディア。たまに面白い写真も見つかるので、私にもやりようはある気がします。
例えば、iStockphotoに出すことを前提にした撮り下ろしも悪くないな、などと考えています。あるいは、普段の撮影ついでに「iStockphotoでいけるかも」という価値判断・モチベーションが生まれてくるかどうか。いずれにせよ「世界の中の日本」をどのように消化するかがポイントでしょう。つまり外国人に買ってもらう(=ダウンロードしてもらう)ための写真ということです。








