ハッセルブラッドのユーザーになりました、しかもデジタル。
それから約10年。時代はすっかりデジタルに移行し、フィルムの6x6版は全くの時代遅れのフォーマットに。この夏その正方形熱が収まらなくなり、前々から気になっていたハッセルブラッド(HASSELBLAD)のデジタルバックの購入を本気で検討してきました。
熱が高い時は、本当に世界が正方形に見えてくるんですよね。
8月のある日のこと。思い立って銀一に電話して見ました。すると、セール品の残りの「最後の1個」があると。これは自分のために残っているんだと思い、月島の銀一へ。見せてもらいました、ハッセルのCFV39-II。正方形では2900万画素、4:3で3900万画素。
たまたま輸入代理店のシュリロの人が来ていて、詳細なレクチャーを受けられたという二重の幸運も重なり、一気に購入。このセール価格が終わると、この値段では絶対に出ないという話も後押しになりました。ちなみに、定価200万円が998,000円です。小さな自動車が買える値段ですが、これでも安い方です。しかし値段の問題以上に、現在のデジタルカメラバックのラインナップを見る限り、正方形で撮れる機種が絶滅しそう、もしかしたらこれが最後になるのではという読みが根本的な購入理由です。
次に本体(503CW)とレンズ(ディスタゴン60mm)の購入。こちらはネットで情報を調べ、アカサカカメラで購入。最初は503CXi狙いだったのですが、両者を比べると(個体差もありますが)シャッター周りの経年変化は歴然。503CXiは大抵、シャッター幕にヒビが入っています。
また、ハッセルの標準はプラナーの80mmですが、デジタルバックはセンサーサイズが小さいため、焦点距離が変わります。標準レンズの画角を得るには一つ広角のディスタゴン60mmがぴったり。結局、503CWにプラナー80mm、フィルムバックがセットのモデルをバラしてもらい、本体とディスタゴン60mmだけを購入。アカサカカメラの良いところは、20万円(10万円だったかな)超の中古品には1年間の保証が付くこと。中古品で1年保証をしてくれる店は、ほとんどありません。
写真を見ても分かる通り純正なので、デザイン的に全く破綻がない。同じ素材感。初めからこのように作られていたかと思うくらいです。しかもデジタルバックと本体に電子的な接点やケーブルが見当たらないのに、シャッターがちゃんと連動します。これは感動ものです。
秋になったので、ゆっくりと撮ってみます。
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