[満] Man IIYAMA Photography » photography http://www.iiyamaman.com 写真家・飯山満(Man IIYAMA)のサイト Mon, 02 Jan 2012 14:13:23 +0000 ja hourly 1 http://wordpress.org/?v=3.3 写真とコミュニケーションの形ーサイボウズのDrCropの発表会にて http://www.iiyamaman.com/archives/201104/photography-as-a-communication?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=photography-as-a-communication http://www.iiyamaman.com/archives/201104/photography-as-a-communication#comments Fri, 15 Apr 2011 15:17:20 +0000 飯山満 http://www.iiyamaman.com/?p=2049  サイボウズが新しく設立したサイボウズスタートアップスがリリースした、「DrCrop」というスマートフォン用アプリの説明会に参加してきました。

 これは、予め用意されたパーツ画像と実際に撮影する映像を合成し、ソーシャルメディアを使って共有するアプリです。詳細はこのUstreamを見てもらうとして、配信終了後のディスカッションが、写真の幅を考える上で非常に参考になりました。

 

 普段どんなカメラで撮るかという問いかけに、私も含め参加者の大半がiPhoneなどスマートフォンと回答。逆にデジタル一眼レフを使うとき、その使い分けの根拠は何かという質問から、議論が加速しました。


 今回も私のブログの師匠であるいしたにさんが的確に指摘してくれました。確か以下のような感じでした。
・コミュニケーション・共有としての写真(しかも即時的に)・・・A
・まず写真ありきで、そこからコミュニケーションか何かが生まれる・・・B

 Aではtwitter、instagramなど共有して楽しむことを目的(前提)とした撮影。Bはより表現的というか、写真好きな人のアプローチ。写真への反応はその後に訪れるかもしれません。当然AではiPhoneなど、Bではより高画質なデジタル一眼レフという区分けが標準的で、写真としての完成度も(伝統的な考えでは)Bが上と言ってよいでしょう。もちろん画質以上に、ネットへのアップロードのしやすさについても、いしたにさんは言及していました。

 そこから、今回のアプリに関しても、合成の完成度とリアリティの問題が俎上に載せられました。
・いかにも合わせましたという違和感・・・B’
・上手に合成され、合成かどうか分からないくらいのクオリティ・・・A’

 みなさんは、どちらの合成が好きですか? あるいは今回のアプリに適していると思いますか? 私はB’派です。いかにも合成ですという、取ってつけた感がツッコまれる余地を作り、多くの人の反応を誘うと思うからです。一方で、画像合成技術を高めること自体は、チャレンジすべきことです。

 また、合成と共有というコンセプトから、会場からはプリクラとの関連性を指摘する声も多く聞かれました。プリクラは、あの狭い個室だからこそ楽しめ、普段はしない表情などを一緒に出来るから面白いのだと。このゲーム感覚を物理的に閉ざされてはいないネット空間でどの様に実現させるかも、普及の鍵を握りそうです。全ては、このアプリのコンセプト、ターゲット戦略次第になるのでしょう。今後の展開に注目しています。

 アプリは現在Androidマーケットからのみ入手可能で、iPhone版は5月リリース予定とのことです。

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ColorMunki PhotoでCS3とOS10.6ユーザーは要注意 http://www.iiyamaman.com/archives/201001/colormunkyphoto-cs3-snowleopard?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=colormunkyphoto-cs3-snowleopard http://www.iiyamaman.com/archives/201001/colormunkyphoto-cs3-snowleopard#comments Tue, 05 Jan 2010 13:41:30 +0000 飯山満 http://www.iiyamaman.com/?p=1266

 カラーマネージメントツールとして、ColorMunki Photo(カラーモンキー・フォト)を導入しました。
今回の環境:MacOS10.6.2(Snow Leopard)、PhotoshopCS3、PX7500N(プリンタドライバver6.55)

 今までは、モニターのキャリブレーションのみのi1 Display2を使い、プリンタはメーカー純正のプロファイルをカスタマイズしていました。

 しかしピクトランなどという特殊な紙を使っていると、どうしてもプリンタプロファイルを自作しないといけない状況になってきました。が、最高峰のX-rite社 i1シリーズはプリンタプロファイルが作成できるものの、高い。大事なことだけど、高い・・・

 このエントリは紙の問題でなく、OSとColorMunki Photoとの相性問題なので、ピクトラン以外の紙についても当てはまる内容です。

まずモニターのキャリブレーション

 i1 Display2との比較でいうと、一番感心したのは環境光に合わせて輝度の目標値が設定される点。i1 Display2も環境光を測定できますが、環境光とパネル輝度を意味付けることはありません。あくまで参考値。またi1 Display2では今まで、モニターを最大限の明るさまで上げてようやく目標輝度を達成していましたが、ColorMunki Photoでは余裕のある設定値になりました。これもこの関連付けのおかげでしょうか。実際の見た目の明るさに大きな違いはありませんが、100%で達成されるのと、30%台でクリアー出来るのは気持ちの面でも安心です。

 操作については、ボディ中央部のホイールを回す手間はあるものの、基本的にはi1 Display2と同じ。移行にハードルはありません。モニター上部に固定するためのウェイトがなかなか優れものです。i1 Display2では、パーマセルテープを貼って固定していましたから。

ここからがタイトルに関係した本題、プリンタプロファイルの作成

 画面の指示に従って、カラーチャートを出力。紙質はピクトランだから、ピクトラン用の設定で出力して・・・ これが大きな間違いでした!

左がColorSyncしてしまったプリント。明らかに薄い(明るい)。

左がColorSyncしてしまったプリント。
明らかに薄い(明るい)。

 「ピクトラン用の設定」というのは、紙の厚さや色補正なしなどの設定を、私がPhotoshopCS3で作成したものです。これは、カラー・マッチングの部分がColorSyncで変更できないようになっています。これを使ってチャートを出力してしまうと、薄くプリントされます。

 正解はエプソンの場合、プリセットを標準から設定し直し、カラー・マッチングもColorSyncでなく、エプソンColorControlを選択。印刷設定で当然、色補正なしを選択。

 出力されたチャートを10分乾かし、ColorMunki Photoでハンドスキャンニング。紙によってはスムーズに機器が進まず、何度も読み込みを繰り返します。少し慣れが必要みたいです。若干前方を上げてあげると滑らかに動く気がします。この後、細かい階調用のチャートもスキャンします。これで、あらゆる用紙でのプロファイル作成が可能に作りました。

 なお、メーカーのサポートページには、OS10.5とCS3からこの事象が報告されています。昨夏のエプソンの件といい、OS10.5は結構面倒なことをしてくれますね。

まとめと要望など

 もちろんi1シリーズと比べ、値段分の差(約4倍)は色々とあるのでしょう。しかし結論から言うと、RGBデータからインクジェットプリンタへの出力を管理するだけなら、これで十分な感じです。

 ColorMunki Photoでさらに望みたいのが、プリンタプロファイルをトーンカーブ的にさらにカスタマイズ出来る機能。別の画像を読み込んで精度を高めることは出来ますが、シャドーだけカーブをより寝かせたいとか、痒いところに手が届けば。私の場合、テーマ・撮影方法・出力紙が一体となっているので、同じ紙でもテーマごとにそのトーンを変えられれば言うことないです。

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フォトジャーナリズムが熱い? http://www.iiyamaman.com/archives/200906/photojournalism-in-us-onlinemedia?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=photojournalism-in-us-onlinemedia http://www.iiyamaman.com/archives/200906/photojournalism-in-us-onlinemedia#comments Thu, 11 Jun 2009 14:21:52 +0000 飯山満 http://www.iiyamaman.com/?p=754  プロの写真の力を、見せ付けられました。

引用は、メディア・パブより

米新聞社サイトのフォトジャーナリズムが熱い。
 Boston GlobeのThe Big Pictureを見てもらいたい。フォトジャーナリズムの意気込みが伝わるだろう。以下は5月29日付けのソマリアの写真報道ニュースである。Fighting for control of Somalia(May29,2009)にアクセスすれば,Webでの写真報道のすごさを実感できる。

 Boston GlobeのThe Big Pictureを実際に見てみました。
 トップページの見せ方として、いきなり大写真が上から下までというのは、構成が見えにくい気がしました。が、一度入れば、大きさも含め写真に圧倒されます。早速RSSに登録。ちなみに、BBCの写真の見せ方も好きですが。

 新聞的なメディアはどう生き残り、その中で(フォト)ジャーナリズムは何を続けられるのでしょうか。ウェブのメディアに関わっていると、こういった「制作」に光明を見い出せないという判断してしまいます。一方で、写真家として何か表現したい(すべき)ということも痛いほど分かり、両極端に引き裂かれているのが自分の現状です。

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Maperture Proはmacで使える最強のgeotag編集ソフト http://www.iiyamaman.com/archives/200906/geotagging-with-maperturepro-on-aperture?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=geotagging-with-maperturepro-on-aperture http://www.iiyamaman.com/archives/200906/geotagging-with-maperturepro-on-aperture#comments Thu, 04 Jun 2009 12:09:15 +0000 飯山満 http://www.iiyamaman.com/?p=734  久しぶりにmac関連のGPSツールについてのエントリです。(実は、この辺の検索ワードで当ブログの過去記事を読んでいる方が結構多いみたいです。) 使用2日目のため、知っている範囲内で。そもそもApertureをまだ使いこなせていませんが。

概要

 Maperture Proというプラグインは、(Appleのプロ用画像閲覧・編集ソフト)Aperture上で各種画像データにgpx形式などで保存された位置情報を付加することが出来る。(余談。Apertureが「アパチャー」と読むなら、Mapertureは「マペチャー」か?)

対象

 たとえ英語が理解できなくても、位置情報の埋め込みについて経験のある人。Apertureの基本操作については省略します。

手順

 ダウンロード先はこちら。http://www.ubermind.com/products/maperturepro.php(米:Übermind社)日本語版はありません。今のところ、日本語版Apertureでも動作しています。

 15日間のフリーライセンスの後、39.95ドル請求されるようです。ちなみに、Aperture自体の30日間フリーライセンスのダウンロードはこちら

maperture1 ダウンロードしたファイルを実行し、インストール。

 いつも通りApertureを起動。ブラウザ画面の画像を右クリックし、「外部エディタまたはプラグインで編集」の中の「Maperture Pro」を選択。(最初は、チュートリアルのビデオが流れます。)

 右上の(地図の「Terrain」の上あたり)▼から、「import tracklog…」で、予め保存しておいたgpxファイルを読み込みます。とりあえずそのまま実行(Set Locations from Tracklog)し、データが合致すると、画面のGoogleMaps上にピンとして示されます。(複数画像の選択も可。)

maperture2 作例の写真は、京都・大原三千院近くの水田で撮影したものです。このままで良ければ「Save」。動かしたい場合は画面上でドラッグ可能です。

 Apertureのインスペクタのメタデータ表示で、位置情報関連が見えるよう設定すると、作例のように緯度・経度・標高、おおまかな地名が埋め込まれます。

 ブラウザ上のサムネイルを右クリックし「マップ上に表示…」で、ウェブブラウザ上のGoogleMapsに表示もされます。インスペクタのメタデータ表示では、緯度・経度が時分秒となっていますが、GoogleMapsではちゃんと変換されています。インスペクタ上でも、この形式で表示してくれればいいのに。

maperture3 ちなみに、本当に埋め込まれているか確認するため、ファイルをjpegで書き出し(「バージョンを書き出す」)、GPSPhotolinkerで開いてみたところ、正しく表示されました。このflickrでも(事前の設定をしていれば)、正しくmap表示されました。

結論

 ファーストインプレッションの段階ですが、このプラグインはmac用GPS関連ツールの中で最強と思われます。これを待っていました。iPhoto09もgeo関連で面白い機能を備えていましたが、書き出すと位置情報が抜けてしまう(私がAppleStoreで試した範囲では)など、プロユースで位置情報を扱うには至りませんでした。今後、プロカメラマンのワークフローに位置情報付加が爆発的に広まる予感がするくらい、ストレスフリーなソフトです。

関連情報

macによる位置情報の取得と反映 | Man IIYAMA Photo and Design -飯山満(いいやままん)商店-
GeoLife 地図とGPSの楽しみ←いつもRSSで最新情報を入手させてもらっています。

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Vending Machines 2009-05-30 http://www.iiyamaman.com/archives/200906/vending-machines-2009-05-30?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=vending-machines-2009-05-30 http://www.iiyamaman.com/archives/200906/vending-machines-2009-05-30#comments Tue, 02 Jun 2009 12:12:43 +0000 飯山満 http://www.iiyamaman.com/?p=708 もしかしたら初めて蚕を見たかも 今回は、5月30日の話。ちなみに当日の自動販売機は、京都の大原で撮影したNo.3760から3762。

 宿泊地の大原を出て、雨の中、山道を約5km。峠を越えたところにある静原へ。

 私も参加しているPPAS(ピンホール写真芸術学会)のイベントで、マクロビオティックの食事を頂きながら、その道で有名な中島デコさんを囲んで歓談するというものでした。(写真は、桑の葉を食べる蚕。)

 この学会には色々関わりながら、結局ピンホール写真は私の表現手段ではないという結論に達しました。しかし、ピンホーリスト(造語:ピンホール写真をやっている人)たちとは、写真のオルタナティブ性や、その他考え方などで通じるところもあり、ピンホール写真をやらない私も参加しています。

中島デコさん 会場は、鈴鹿会長のご自宅に隣接された「cafe millet」。料理は娘さんのジュリさん(漢字が分からない…)。野菜と雑穀中心の料理ですが、これほど味やバリエーションが出来るのかと驚きの連続。素材が生きているというか、喜んでさえいる気がしました。中でも、雑穀のキッシュが一番美味しかったかな。あっという間になくなっていました。

 ジュリさんは、若いのにしっかりとホスト役を努めていました。また、自分の考えをちゃんと説明出来ていたのも印象的でした。10月には結婚だそうで、フィアンセにもお会いしましたが、しっかり者の奥さん(婦唱夫随!?)になりそうです。

 田舎暮らしでマクロビオティック。ここまで徹底は出来ませんが、何らかのエッセンスを都会暮らしにも持ち込みたいですね。(写真は、中島デコさんの後ろ姿。)

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今年も同じことを http://www.iiyamaman.com/archives/200901/newtear-message?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=newtear-message http://www.iiyamaman.com/archives/200901/newtear-message#comments Sun, 04 Jan 2009 12:00:12 +0000 飯山満 http://www.iiyamaman.com/?p=435  あけましておめでとうございます。

 今年も永遠のテーマ、自然のままを受け取るのではなく、そこで表現せざるを得ない、この人間の傲慢さ、卑小な自意識と向き合っていこうと思います。

 一般に「芸術家」(=不可解・非社会的)とカテゴライズされがちな私の活動ですが、あくまでも社会的存在・一市民としての生き方の中から作品は生まれてきます。日常生活で解決できなかった残滓、つまり排泄物が作品になるのだと思っています。これが解決できれば、表現する必要はないでしょうから。

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写真家の大掃除・2009年以降フィルムの仕事しない宣言 http://www.iiyamaman.com/archives/200812/only-digital-photography-next-year?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=only-digital-photography-next-year http://www.iiyamaman.com/archives/200812/only-digital-photography-next-year#comments Tue, 30 Dec 2008 09:33:03 +0000 飯山満 http://www.iiyamaman.com/?p=426  今年もあと数日ですね。年末の大掃除はしないタイプですが、この時期必ずやることがあります。それは、機材の稼働状況から、一年の仕事を振り返り、来年以降も使うものとそうでないものを選別すること。それは仕事の仕方をどうするかということでもあります。

 その結果、フィルムカメラを全廃することにしました。最後まで稼働していたFUJIのGW690III Professionalを売りに。スキャナーも、デジタルカメラで複写すればいいやということで売却。
 残ってしまったフィルムはどうしよう。ということで、今日・明日で最後のフィルム写真の撮影です。作品のタイトルは『フィルムよさようなら』かな。35mm、ブローニー、ホルダーに入ったままの4X5も(いつ装填したか覚えていない) 動態保存のコニカ・ヘキサーを引っ張り出し、手製ピンホールカメラやフォトグラムをしてみます。

 その他、今年購入したばかりのSIGMA DP1も売却。なんだろう、結局なじめなかった。あのカメラの良さを生かし切れなかったなぁ・・・ まず焦点距離28mmが最後まで体に合わなかったというか、私は35mmレンズ派なんです。ボディサイズも私には小さすぎました。

 来年は、遅れてきた「フルサイズ元年」となりそうです。

↓売った機材たち(実際にここへ売ったわけではありません)

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「心霊写真」が撮れました。 http://www.iiyamaman.com/archives/200812/psychic-photograph?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=psychic-photograph http://www.iiyamaman.com/archives/200812/psychic-photograph#comments Fri, 12 Dec 2008 01:34:08 +0000 飯山満 http://www.iiyamaman.com/?p=411  霊感の強い私の友人が「光のしずく(drops of light)」シリーズの中に「心霊写真」を見つけてくれました。
赤丸の中に人の顔が見えると思います。幹に付着した雪の模様がそうさせているのですが。

 その友人曰く、「見えててそれを撮ったんでしょ? 最初にそこに目がいったよ。」 そんなことないです。そういう意味での霊感はまったくないんですけど・・・

 flickrの写真を見ているときに気がついたらしいですが、なぜflickrの写真は明るくシャープに変換されるのでしょうか。「光のしずく(drops of light)」シリーズなんかは見えすぎるきらいがありますね。副産物として、こんなものも見えたということでしょう。

 ちなみにwikipediaで心霊写真の項を見ると、「光のしずく(drops of light)」の技法自体が擬似的な心霊写真として紹介されています。

また近年、オーブと称される物もある。これはフラッシュを発光した際にストロボ光が空気中の水分・ホコリなどに反射し発生する現象である。

 

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出力されたデジタル写真は新しく特別なものか? http://www.iiyamaman.com/archives/200811/digitalprint-as-tradition?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=digitalprint-as-tradition http://www.iiyamaman.com/archives/200811/digitalprint-as-tradition#comments Sat, 08 Nov 2008 01:24:37 +0000 飯山満 http://www.iiyamaman.com/?p=299  展覧会の反響を受けて思ったことを書きます。
 まだ考えはまとまっていません。このエントリ内でも自家撞着している部分もありますが、メモ書きのような位置づけとして…

 10月20日から26日まで行われた展覧会の写真について、まず言われたのが「これ写真?」ということだ。(良くも悪くも)写真でないのだろう。見た人にとって、写真と認める要素がいくつも欠けているのが原因だ。
 まず絵柄として、抽象度が高い。言葉による補足なしに被写体が何かを判断しがたい。
 次に表面効果。和紙ベースで、表面にテクスチャーがありながら光沢感がある、ピクトランという紙。一般的な写真に多い光沢滑面と全く異なる質感を出している。
 しかしそれでも平面作品として存在している。つまり、写真として見たことがないというだけのことだ。この作品が従来の写真概念を飛び越える革命であったわけではない。逆にベーシックに写真に取り組んだ結果だ。おそらく、私が思う写真の基礎部分、デジタルの特徴・長所の活かし方が、若干常識とずれているのかもしれない。

 デジタル写真というが、そもそも出力された時点でプリントという物体として捉えるべきだろう。デジタル、アナログ(銀塩)に関わらず。
 私はネイティブではないが、デジタルへの移行をスムーズに行えた世代だ。大学の頃は暗室でバライタ紙と格闘した経験を持つ。2002年ニコンサロンで展示した「裏山」では、(年齢の割に)プリントがしっかり出来ていると評されたものだ。デジタルを新しいものと見なしてはおらず、所与の技術として存在していた。

 一方、先行世代は、アナログ・銀塩に対するノスタルジーに満ちあふれている。すなわちゼラチンシルバープリントを絶対的な基準と見なす傾向が強い。
 彼らはフィルムの粒子は美しいと認めるが、デジタルのノイズや解像度(解像感)はマイナス要因であり、それゆえ審美的に劣ると考えているようだ。(それゆえマーケットにおけるデジタル写真の価値も上がらないのだろう。)
 だからこそ、デジタル(インクジェット)プリントでは、そうでない、彼らに言わせれば「思い切った」「大胆な」見せ方があるのではということだ。まず欠点ありき。それを覆い隠す何らかの方法が、デジタルの長所を生かすことだと。つまり、インクジェット出力により大型プリントはさらに身近になった。デジタルの欠点も、こういった表現に関しては「別のものとして」「新しい写真として」認めてもいいという立場なのだろう。

 それはもちろん魅力かもしれないが、たいてい「変わった写真」で終わるだろう。彼らがマイナス要因と見なすノイズや解像感の欠如・・・こそ、デジタルの美点である。(なければないで、そのフラットさもまた美しい) 私は純粋にデジタルのこういった長所を生かしているつもりだ。
 今回の展示では、アンセル・アダムスのプリントが入っていてもおかしくないような、伝統的な額装を行った。正攻法で、同じ土俵で勝負を挑んだ。少なくとも本作においては、デジタルに基づくワークフローが作品として最高の価値を示している。銀塩と比較すること自体無意味だ。そもそも銀塩の手法ではこの輝きは表現し得ない。
 
 デジタルからのプリントは、表現上数多くある選択肢の一つでしかない。デジタルだからと言って何か新しく奇抜で特別なことをする必要はないのだ。ましてや、写真プリントと言えばゼラチンシルバーしか知らない人間は、写真史における多様なプリント技術に対する理解の欠如と言うしかない。

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ライアンズとシャーカフスキーにおけるウィノグランド受容 http://www.iiyamaman.com/archives/200811/winogrando?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=winogrando http://www.iiyamaman.com/archives/200811/winogrando#comments Mon, 03 Nov 2008 10:29:47 +0000 飯山満 http://www.iiyamaman.com/?p=327  今日は、東京都写真美術館で行われている「Visions of Ameria」展の関連企画である講演会に行ってきました。
 お題は、「60年代から70年代へ:ソーシャルランドスケープとニュー・ドキュメンツ」。話者はともに知り合いの戸田昌子さんと中川裕美さん。

 詳しい説明は省略。で、以下は講演を聴いて感じたこと。

 二つの重要な展覧会 
1:「コンテンポラリー・フォトグラファーズ−社会的風景に向かって」(ソーシャルランドスケープ展)、ネーサン・ライアンズ監修 1966年
2:「ニュー・ドキュメンツ」、ジョン・シャーカフスキー監修 1966-67年

 両展覧会のキューレターである二人の写真観の違い、特にいわゆる『Life』に代表される報道写真でない写真における社会性・同時代性の解釈。この中で注目すべきは、両者からそれぞれの解釈で選考されているウィノグランド。
 シャーカフスキーは、一つのフレーム内で写真によって完結できる(写真でしか見えない何かを生み出す)ある種構成的な写真の理想をウィノグランドに見、ライアンズは、フレーム内に収まりきらない関係性の豊かさを見た。

 シャーカフスキー的写真は、しっかりした感じ。写真としての積極的な強さがある。こう撮れる人がいるのだから、こう撮らなくてはいけないと思わせる写真。
 一方ライアンズ的写真は、撮る側も見る側もこれでいいのか?と思わずにはいられない写真。悪く言えばつまらない、ちゃんと読まないと何もなく見える写真。逆に後の世代の撮影者の立場で言うと、これでもいんだよ、と典拠を求めたくなる写真でもある。

 同じウィノグランドでも、こうも見え方が違うのだろうか。また、ライアンズ自身が撮影した写真のいい意味で「つまらなさ」。結構こういうの撮りたかったけど、どうしていいか自分も周りも分からないような写真。これを今あえて撮るならば、相当強力な作家性がないと継続は無理なんだろうな。

 今度ふたりにウィノグランド受容の違いについて聞いてみよう。

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