作品解説


1体目の自動販売機(2001年7月31日)

日本全国にあるコカ・コーラの自動販売機を撮り続けるプロジェクト。2001年開始。

コンセプトは、上から重要な順に以下の通り。

  1. 何かがたくさんあることを写真で表現するには?
  2. 感性や美的感覚を用いず、自らが定めたルール*に従い機械的に撮り続けること。
    *コカ・コーラ社の自動販売機を(新たに)見つけると撮影。横位置で、自販機を中心に据える。
  3. 同じものを撮り続けること…同じものは一つもないはず。日常生活の隠喩としての撮影行為。
  4. コカ・コーラというアメリカの象徴が、日本的パッケージに包まれ、伝播していること。

プリント(展示)とウェブでの見せ方・同時展開

ウェブ:データ本位主義。単なる作品紹介でなく、サイト自体が一つの作品であるような見せ方。具体的には、GPSによる位置情報と地図表示・データベースを連携させるなど、ウェブ固有の技術を取り入れる。(※GPSデータは2007年以降の写真のみ。それ以前は地名から位置情報を割り出すgeocodingを採用。)

プリント:1点1点、物としての物理性を際だたせる。それ自体高級ではないが、表裏を加工したトレーディングカードになっている。裏面には作品番号が振ってあり、ウェブサイト上でその写真についての詳細なデータが得られる仕組み。