Fotogramm
作品解説:フォトグラムを選んだ理由
1:写真における大きさの問題
2001年の作品「Life-Size」で念頭にあったのは2点。原寸大という事実は、リアリティにいかなる意味を与えるか。また、写真で自明とされる引き延ばしの意味についてである。それ以降の作品では逆に、反転像とデジタル技術による大幅な引き延ばしにより、リアリティの意味合いを拡散させて行く方向へ向かった。
2:被写体との距離の問題
カメラを用いる限り、受像器と被写体には永遠の溝がある。一方、フォトグラムでは両者の密着が基本であり、視覚より触覚に多くを求める作品ともいえる。モチーフとして人間を用いるのは、この問題が明確に意識される「物体」だからである。
3:光と造形の問題
フォトグラムでは、光は黒として表現され、その黒はレンズを通さない完全な黒である。飯山満のフォトグラムは、デジタル技術を介したリプロダクションであり、そこにこそ別の物としての存在感が際だっていくのだが、「完全な黒」という観念の世界への扉も開かれている。(2009年1月)
mask
横30cm×縦40cm〜横90cm×縦120cm
Archival Inkjet Print
2003年〜 制作中
2009年9月
#0059他:アートコンプレックスホール(MASH UP 2009)
ー解説2の傾向が強い作品
physique
横30cm×縦40cm〜横90cm×縦120cm
Archival Inkjet Print
2003年〜 制作中
2005年7月
#0048:銀座東和ギャラリー(プリンツ21グランプリ展)
2005年8月
#0003,13,47,49:The ART BOX Gallery
2006年4月
#0003,13,47,49:photographers’ gallery press No.5
ー解説2の傾向が強い作品
flora
横30cm×縦40cm
Archival Inkjet Print
2003年制作
2004年4月8日〜5月15日
Generous Miracles Gallery,NYC
ー解説3の傾向が強い作品
Life-Size

横100cm×縦200cm(50cm×40cm 10枚)
ゼラチンシルバープリント
2001年制作
2002年4月23日〜28日 船橋市民ギャラリー
ー解説1の傾向が強い作品












